こがねの輪のもとで


金環日食をせっかくだから完全な形で見たい!
ということで、企画してくれた友達とともに和歌山へ行ってきました。
片道約3時間半の車の旅。
湯川温泉の旅館に泊まり、翌朝の早起きに備えて、
勝浦港にてがっつりと夕食をとりました。
新鮮なマグロ丼や鯨の竜田あげ・・・力がつきそうです。



観測の場所に選んだのは、那智海浜公園。
ここは数年前の熊野古道の旅で来たことがあり、
その時はほとんど人のいないのどかな浜辺でしたが・・・
さすがに今回はなかなかの人出でした。
空模様は、心配していた通り雲が多く、
何より風がとにかく強くて、寒さに震えながらの観測となりました。



雲の切れ間から見える、どんどん欠けてゆく太陽。
その度に周りの人たちから歓声があがって、
7時25分頃、興奮度はマックスに!



ちょっと分かりづらいですが・・・
薄雲からちょうど見事な輪っかが透けて見えました。
それはそれは、絶妙な細さ?のリングで、
きれいやなあ〜と友達と感激感心しきりでした。
めちゃめちゃ寒かったけど、本当に見えてよかった・・・



その後は余韻に浸りながら、橋杭岩・潮岬などをめぐって
帰路につきました。
2日間で宇宙や海のパワーをいっぱいもらえた気がします・・・
普段は当たり前のように感じているけど、
やっぱり太陽やお月様の存在はありがたく、神秘的ですね〜
これからも時々空を見上げるようになりそうです。